第2回 全国在宅医療医歯薬連合会全国大会

プログラム - 歯科

5月26日(土)

■ シンポジウム@ (16:30〜18:00)

テーマ 地域を繋ぐ口腔管理&口腔ケア
座長・司会 佐藤 雅之(京都府歯科医師会 常務理事)
演 者 未定
北川 一智(京都九条病院 消化器外科部長)
樹山 敏子(京都府栄養士会)
松本 朋子(ネオプラスファーマ椛蜊繿蜉w薬学研究科医療薬学)
内 容 京都府歯科医師会口腔サポートセンターの活動報告
歯科のない病院と南口腔ケアセンターとの連携
京都訪問栄養士ネットの活動
在宅の置ける薬剤師の実践
在宅医療を行うには様々なネットワークが重要な役割を果たす。組織、施設、有志いろいろな形で作られるネットワークによって地域が繋がれシームレスで機動的な口腔管理&口腔ケアが提供出来ている実践例を供覧し拡がりのあるネットワークづくりに繋げたい

5月27日(日)

■ シンポジウムA (9:30〜11:30)

テーマ 認知症の方の「食べる」を包括的に支援する
〜歯科の視点を摂食現場に〜
座長・司会 未定
演 者 猪井 英二(医療法人和光会 理事長 歯科医師)
渡邊 由起子(元気なお口研究会 まほろば 歯科衛生士)
久場島 利美子(特定医療法人アガペ会 北中城若松病院リハビリ部 お口のリハビリ課 歯科衛生士)
砂治 國隆(養父市国民健康保険大屋歯科保健センター所長 歯科医師)
高木 史恵(養父市国民健康保険大屋歯科診療所 歯科衛生士)
内 容 近年高齢者人口の増加と共に「認知症」がクローズアップされ、地域包括支援やシームレスな連携システムが言われている。そんな中、歯科の役割は口腔ケアに始まり、義歯の支援、食支援を通して、その人自身を包括的支援していくことにあると考えている。今回は「認知症」に絞って、オーラルフレイルから終末期までの各ステージ、居住環境、各フィールドから、歯科医師と歯科衛生士が、また多職種とともに協働する事例を発表する。
かっての「痴呆」が疾患としての「認知症」になったあたりから所謂「摂食嚥下障害」の起こりうる疾患として取り扱われだした。「摂食嚥下障害リハビリテーション」は多くのエビデンスが存在し、学問体系が構築されている。しかし、「認知症」は嚥下障害としてのクリーニング検査や摂食嚥下リハビリテーションなどは指示不通のことが多く適切な評価や効果を得られないことが多い。また、「認知症」ゆえに食べることが困難な方には嚥下障害食や介助方法は適さないことがある。
VFやVE、RSSTなどは普段の嚥下ではなく随意嚥下であるゆえに認知症の方は咽る。嚥下だけを促すとむせるが、卓上のお茶やミカンに自然に手が伸びるときには上手に食べることができる。「認知症」による摂食困難は重度終末期というイメージがあるが初期においても対応を間違えれば簡単に食べられなくなることがある。環境変化(家族・場所・つながり)や、偏食、服薬ダメージ、義歯を含む口腔状態の変化などである。
認知症の方の食支援は、食べる動作の一連の流れで抜け落ちているところを補完していくことになるが、その中心をなすのは「咀嚼」であると考える。つまり、咀嚼のCPGが稼働しだすとリズミカルなパターンができるのである。そのために歯科は、咀嚼できる口腔を保つこと、作ることを認知症初期からアプローチが必須となる。「摂食困難」時期には、摂食を想起し、咀嚼のリズムを促す口腔ケア、食形態、食介助の方法を多職種に提案し協働に繋げていきたい。

■ シンポジウムB (14:00〜16:00)

テーマ 様々な現場を繋ぐ口腔管理&口腔ケア
〜在宅小児・難病から病院・施設そして看取りまで〜
座長・司会 關 透(京都府医師会 理事)
演 者 和田 智仁(医療法人純康会徳地歯科医院)
西(高槻病院 看護師)
大西 徹郎(池田市民病院 口腔外科部長)
未定
下郷 麻衣子(京都医療センター 歯科医師)
内 容 小児難病在宅支援
救急病院での口腔管理
病院における口腔ケアセンターの役割
施設における口腔ケア委員会の取り組み
緩和ケアでの口腔管理の実践
在宅歯科医療ニーズは高齢者に限らず小児、難病に広がってきている。また、在宅、病院、施設と様々な現場で先駆的取り組みが実践されている。それぞれが繋がる事でよりシームレスな口腔管理&口腔ケアを実現していきたい。そして看取りは在宅医療の最も喫緊なテーマと言えるが口腔管理の取り組みはまだ未知の分野とも言える。今回緩和病棟での口腔ケアの先駆的取り組み事例報告により在宅で看取りに関わる在宅歯科医療の深化に繋けていきたい。

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